#058 クリッピング[FireAlpaca1.1.17]
今日の一枚
実は半月以上前から気付いていたけれど、
描くのが面倒で放置してたクリッピング。
FireAlpacaの色塗りで検索かけて来る方もいるようで、
流石に間違った情報そのままにしておくのもどうかと思ったので
今更ながらに訂正する。
クリッピングが使えた
前に色塗りについて描いたときは、
下塗りをした後に塗った場所から選択領域を作って、
余計な場所を塗らないようにしていた。
しかし選択領域を作ると領域の色が付いてしまって
とても見づらくなってしまう。
大抵のペイントツールには、
クリッピングマスクやレイヤーマスクという名称で
こういう場合のための機能がある。
FireAlpacaは簡単で使いやすいツールだが、
他のペイントツールに比べるとまだまだ出来ることが少ない。
だからそういう機能はないものだと勝手に思い込んでいた。
FireAlpacaでの色塗りにはレイヤのクリッピングを使う
クリッピングの設定はここにある。
最初から存在には気付いてはいたけれど
何に使うのかよく分かっていなかった。
クリッピングを指定するとレイヤウィンドウで下にあるレイヤの
色が付いた部分だけにしか描きこめなくなる。
画像で分かるとおり、
クリッピングが指定されると矢印が付き、
表示が少し右にズレる。
引っ込んだレイヤは複数並んでも、
一番下の元となるレイヤに対してクリッピングされる。
既存のクリッピングレイヤが連なる場所に
普通のレイヤを挿入すると、
その上にあるレイヤは挿入したレイヤからクリッピングされる。
つまりこの場合だと「肌のハイライト」レイヤは
「挿入!」レイヤからクリッピングされる形に変化する。