#003 下絵からペン入れまでの基本的な流れを試す[FireAlpaca1.1.15]
§ 今日の一枚
§ 作業メモ
ペンタブで線を引く練習のために、 何もない状態からアタリ、ペン入れの基本的な流れを面倒くさがらずにやってみる。
1.大まかなアタリを取る
画面上のどこに描くかの大まかなアタリを取る。
バランスの心得は無い。 どこかのブログで2頭身キャラは丸二つ描けって書いてあったのを思い出しただけ。
2.少し細かくアタリを取る
> 大まかなアタリの色を変える
1で取ったアタリをレイヤの「透明度を保護」にチェックを入れて、 「図形塗り潰し」ツールを使って全体を薄い色塗りつぶす。
図形塗りつぶしは全体をドラッグすればいい。
レイヤの透明度変更するだけでいいんじゃないのか?と思ったけれど、 線画から色塗りまでの流れを解説している次のサイトでそうしていたのでマネしてみた。
> レイヤを追加する
レイヤの名前を「アタリ1」して レイヤの設定に「下書きレイヤ」というのがあったのでチェックをしてみた。 何に使うのかは良く分かっていない。
追記:下書きにチェックすると出力時に描画されないらしい。
新規レイヤを追加して名前を「アタリ2」、動揺に「下書きレイヤ」にチェックを入れた。
「レイヤ属性」のウィンドウはレイヤの上でダブルクリックで開く
> 少し細かいアタリを描く
場所だけでなくなんとなく形が分かるくらいのアタリを描いてみる。 アタリの段階では「手ぶれ補正」は低め(10くらい)がいいかもしれない。 アンチエイリアシングも忘れず入っていることを確認する。
下絵の段階ではブラシの種類を「鉛筆」にしておくと良いと思った。 正確には「筆圧不透明度」がオンの状態のブラシを使うこと。 ペンの幅も細いといいのかもしれない。
> この段階できちんとバランスを整えておく
この段階から大体のバランスを気にしておくといいと思った。 バランスを考えるためには自分の感覚と合わせて以下の機能が使える。
- 左右反転(矢印キー↓)
- 回転(矢印キー左右←→)
- 反転・回転を元に戻す(矢印キー↑)
> 変形を使って調整する
選択ツール(M)を使って角度のおかしい部分を選択する。 次にその状態で変形(Ctrl+T)モードにする。 微妙な回転や拡大縮小ができるので調整する。
OKだと思ったら画面下の「OK」ボタンを押す。 最初このOKボタンに気付かなくてどうやって確定すんだよ・・・とググってしまった。
3.細かい部分も描いていく
更に新しい「アタリ3」レイヤを追加して2で描いた線の色を変えて見やすくしておく。 やっぱり下絵はレイヤの透明度を変更するだけでもいい気がする。 ただし、線が黒のまま透明度を上げても見づらいので、 アタリの線自体を黒で描いている場合には 色を変更できる手段を知っておくことも必要かもしれない。
ここで手のひらツール(SPACE)が利かなくなる問題が発生した。
ファイルを保存して再起動することで直ったけれど、
小まめな保存を心がけないといけないかもしれない。
左右反転、拡大縮小、変形、回転などを駆使して調整しながら描いていく。 左右反転が特に大切だと思った。バランスよくできてると思っても 左右反転するだけで溢れ出る違和感。
> 部分反転
部分反転の仕方が分かりづらかった。 反転したい部分を選択した状態で「レイヤ」の「回転」から「左右反転」を選択する。 反転という単語がメニューに多くてどれを使えばいいのか分からなかった。
> あきらめる
まだ体や顔のバランスはきちんと学んでいないので、どれだけ調整しても満足いかない。 ある程度のところで妥協することにする。
4.いよいよ今回のメイン、ペン入れ
ペン入れは手ぶれ補正を上手いこと利かせて行うらしい。 ブラシの種類も鉛筆ではなくペンを使う。
正確には筆圧不透明度がオフのブラシ
ブラシの設定も描く絵によって小まめにカスタムするべきだと思った。 今回はこんな感じにした。
ペン入れは同じ場所に2度線を引かないように気をつける。 ペンタブで慎重にゆっくり線を引いてしまうとブレブレの線になってしまうので、 出来る限り素早くキレイな線を引くようにする。
繋げて長い線を引くのも出来る限り避けたほうがいい気がする。 部分部分、これくらいならブレずに引き切れる感覚で引いていく。
前回、前々回は「キレイな線引けねー」と嘆いていたけれど、 きちんと考えて引けば(カンペキとはいえないが)割とそれなりの線が引けたことに驚いた。 特にブレやすい横の線などはキャンバスを回転させて引いていく。手ぶれ補正は10。
目は片方描いて反転させた。
ついでに位置や大きさも、左右反転で調整しながら合わせていく。 顔のバランスがどうしても気に入らなかったので頭をぶった切る大手術。
気にくわなければ引き直せばいいじゃない。デジタルだもの。
こんな感じになった。
5.調整、調整、調整
線が切れている部分に書き足したり消しゴムを駆使して調整をする。 確か場所によっては切れていたままの方がキレイに見えるとかって話があったけど、 そういう点について今回は考慮しない。
各場所を調整、後ろ髪はなんとなくおさげにした。
§ まとめ
色塗りはまた別に色々考慮しないといけないはずなので、今回はここまでにする。 実際手順やツールの使い方をきちんと調べてやってみて、 今まで「ペンタブでキレイな線引けないから」といって言い訳していたことが恥ずかしくなった。 まだまだ荒い部分、気にしなければいけない部分などダメダメなことは多いが、 これくらいなら時間はかかるがやろうと思えばできたってことだ。
その点の反省もふまえて今後も続けていきたい。 しかし真面目に絵を描くのってかなり肩がこる。 ブログ描きながらだけどこれだけで約5時間。ヤバイ。偏頭痛待ったなし。
§ 今後の課題
おそらく今日か明日本が届く。 次からは顔の描き方について本気で考えてみたい。